FXの人気って個人投資家にはかなり定着してきたけど、
あの忌まわしきリーマンショック以来、
難しい相場が続いてるせいか最近はかなり下降気味。
ましてやこの底の見えない不景気。
なかなかFXにまで資金を回せないって言うのがホンネ。
既にFXをやっている人たちでさえ、最近は売買ロットを手控えたり、
売買回数を減らしたりしてるみたいで、参加者が減っているのは残念な限り。
ていうか、一番大変なのはFX取扱会社だよね…
そんな逆風下にあるFX業界にあって、希望もあるんだな。
それがここにきて俄然注目を集めているシステムトレード。
これまでのトレード法とはまったく異なる概念で、
FXをより安定的な投資にしてくれる救世主のようなトレード法なんだ。
システムトレードって言葉だけきくと、
ついコンピュータプログラムが自分に代わって自動的に取引をして、儲けを出してくれる…
そんな夢のようなシステムを思い浮かべちゃうけど。
残念ながらNG。
システムトレードとは、 過去のデータを分析して、
収益が上がる確率の高い一定の売買ルール(ロジック)を設定して、
その通りの売買を繰り返すことによって、
確率・統計的に利益を出していこうというトレード手法のことをいう。
このトレード法の中核をなすロジックの構築が、煩雑かつ膨大なため、
一般の投資家には使えない手法だったんだけど、
去年あたりから個人投資家の間でもかなり話題になってきている。
その理由は、このシステムトレードを行うために開発されたアプリケーションが、
システムトレードツール(シストレツールともいう)という名で、
FX取扱会社が無料で提供するようになったから。
おかげで、一般投資家はシステムトレードを行うことができるようになり、
取扱会社はこれによって、FXを盛り上げ、口座獲得数を増やし、
取引回数を多くすることで収益を上げていけるという関係が成り立つのだ。
システムトレードと対にあるのが裁量トレードという考え方。
文字通り、チャートトレンドやファンダメンタルズなどを使って、
自分の裁量で売買のタイミングやポジションの取り方を決定する方法で、
FXに限らず、あらゆる投資活動のスタンダード的なやり方。
最大の違いは売買判断の方法。
裁量トレードが投資者個人の経験やカン、経済ニュースなどで都度判断するのに対し、
システムトレードでは、あらかじめ売買判断を下すためのロジックを構築しておき、
それに従って機械的に売買を行う。
特徴をまとめると、裁量トレードは
個人個人が、要因や状況を過去のデータなどを分析して判断して売買を行う。
経験者ほど、利益を出しやすい。(ま、当然か。)
逆に言えば経験やスキルを積まないうちは、結果を出すのがなかなか難しい。
一方システムトレードは、
売買パターンを創出するもの。
投資スキルに依らず、誰にでも再現が可能。
過去のデータにないような異常な場面では、大きな注意と慎重さが必要になるけど。
システムトレードはいうなれば、裁量トレードにある「達人のノウハウ」をロジック化し、
そこから「不確実性」を極力排除していくということ。
今からFXを始める人は、最初からこんなツールを手に取引ができるってことだね。
やっぱり夢のようなツールだと個人的には思うんだけど(笑)